WRX S4を買ってから納車日までの話

今回は愛車選びの第2話。
現在のS4を選ぶことになったときのお話です。
なぜS4を買うと決めたかについては前回の記事を参照くださいませ。

S4を選ぶときの条件

S4を候補車に決めたヒスケ。
ひたすら中古車サイトで条件の合うものを探します。

私が欲しかったS4の条件はかなり迷いましたが、最終的には
・修理歴なし（年式、走行距離は問わない）
・色は白で、サンルーフ付き
・OPのリアスポイラー付きだと嬉しい
・予算内に収まる（上限250万）
という４つの条件で探しました。

特に1番厳しい条件だったのが「サンルーフ付き」ということでしたね。
S4全体の中古車数は300台くらいあったかと思いますが、サンルーフで絞ると10台くらいしかヒットしなかったと記憶しています。

何故そこまでしてサンルーフ付きが欲しかったのか？
理由は「とにかくカッコいいから」。本当にそれだけです。

サンルーフがないならS4じゃなくてもいい！
本気でそう考えていたくらい、サンルーフに強い魅力を感じていたのでした。

実写を見に行こう！関東プチ遠征

いろんなルートからS4を探しますが、そもそも選択肢がかなり狭いため、なかなか見つかりません。

そんな中、すべての条件を満たすクルマが一台だけ関東にありました。白のGT-Sでサンルーフ、OPスポイラー付き。
その他の条件もほぼ自分の思い通りで、これほど探していた車両は他にありません。

これを逃したら、次はもう出てこないかも・・・。
そう考えると居ても立っても居られなくなり、見つけた週末に急遽現物を見に行くことにしました。

自分の住む三重県から関東までは遠くお金もかかりますが、次の愛車になるかもしれないのにそんなこと言ってられません。
クルマ好きにとって、車選びは超ビッグイベント。時間とお金をかけてでもしっかり見に行きます。

朝早くに家を出て、新幹線に飛び乗ります。
京都を過ぎて米原あたりは一面真っ白の雪景色でした。今年は雪が多いですよね。

「こんな日でもS4のAWDなら安定して走れるんだろうな・・・」
考えるのはもうS4のことだけ。新横浜駅で食べたステーキがイマイチだったことなど、もはやどうでもよいです。

お昼過ぎ、予約をしていたお店に到着。

お店の前には、今日の前に準備して頂いたS4が鎮座しておりました。
おぉ、君がS4君か・・・。

早速、色々と見させていただきます。
といっても、試乗もできないしスバル専門店でもないので、めちゃくちゃ詳しいことまではわかりません。

とりあえず目に見えて分かる傷や修理箇所など、現在の状態を見ていきます。
まずは外装から。

ちょこちょこ傷がありますが、まぁ距離と年式で見れば妥当でしょうか。
コーティングも残っているようで、全体的にはキレイでした。

サイドステップにはやや大きめの傷がありました。これはちょっと治したいな。
フレームなどに影響が出るほどのダメージでは無いようなので一安心。
ホイールは変わってますね。なんだろうこれ？
（あとで調べたらRAYSのZE40でした。めっちゃいいやつじゃん・・・）

GT-Sグレードなので、ビルシュタインのダンパーが入っています。
あと、マフラーがSTIの物に変えてありました。
マフラーはいずれ変えたいと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。

嬉しい誤算といえば、純正OPホイールにスタッドレスタイヤが組まれたものもありますよ、とのこと！
これはラッキーですね〜。冬タイヤ揃えるだけでも結構な金額かかりますからね。

続いて内装。
こちらはかなりキレイでしたね。

シートはなんと本皮です。高級車だな・・・。
本皮シートって夏は暑いし冬は寒いで本当は避けたかったんですが、後で調べるとサンルーフ車は何故か本皮シートしか選べない様になっているそうです。

運転席に乗り込みます。
もともとほぼ同じ年式のスバル車に乗っていたので、違和感はほとんどないですね。

そして人生初のサンルーフを実際に操作します。
おぉ〜・・・。この開放感、特別感・・・。これが憧れのサンルーフですか。マジでカッコいいな。

ほぼ即日決定。

先に言っちゃいますが、私はこの後このクルマを買いました。
現物を見に行った夕方には嫁さんに報告し、翌日にはお店へ連絡して契約手続きを始めていました。

一目惚れと言うか、最初にこのクルマを見つけたときから買う気はしていました。
ピン！とくるような直感を信じてきて大失敗したことがない、という持論を信じての即決でした。

帰りの駅で、嫁さんから頼まれていた東京ばな奈のお土産を買いました。
なんか知らない間にめっちゃバリエーション増えてて悩むね。

さぁ、家に帰ったらS4を迎える準備をしなくちゃな。

待ちに待った納車！

それから約３週間後。
ついに納車の日がやってまいりました。

今回は陸送費用が高額だったため再びお店へ行って受け取り、乗って三重県まで帰って帰ることにしました。
納車していきなりの長距離運転ですが、果たしてどうなるやら。

名古屋から新幹線に乗り、S4が待つお店へ。
今日は富士山がキレイに見えております。私は自負するくらいには雨男なんですが、今日は本当にいい天気。

お店に到着し、簡単な説明を受けます。
といっても本当に簡単な説明のみであっという間に終了。サービスのドリンクを飲み干す間もなく乗車の時がやってきました。

エンジンを掛け、シート位置を合わせてお店を出発。
試乗もできなかったので、S4を転がすのはこの時が初めてです。その第一印象は・・・
「えっ、ハンドルめっちゃ重い・・・」

元愛車インプレッサスポーツもそれなりにハンドルの重さはありましたが、S4はそれ以上に重いです。
そのハンドルから、とんでもねーハイスペックマシンを操っているんだなと感じました。

正真正銘、今日からS4オーナーです！

お店を出て５分、まずは給油のために最寄りのガソリンスタンドへ。
ここで初めて「自分のS4」の写真を撮りました。記念すべき一枚やね。

実物を見に行った時とは違う、自分の車というだけでめっちゃかっこよく見える不思議。

そして何年ぶりかのハイオク給油です。
この燃料高騰しているタイミングで、まさかハイオク車を買うことになるとはね・・・。

それではここから約４００キロ先の自宅まで、慣らしも兼ねてS4を感じながら帰ります！

ということで、S4の購入から納車までのお話でした。
次回は、帰りながらS4に乗っていて感じたことや、やたらとS4に出会ったことについてご紹介できればと思います。

それでは！