第2ソーティ 就役

尖閣上陸事件を受けて空母いぶきの計画を前倒しした日本。
既にアメリカでは、就役に向けて2名の自衛隊員が研修を受けていた。後に艦長になる空自出身の秋津と、副長になる海自出身の新波である。

ポイント! 空母(船と航空機の混成部隊)を稼働させる知識がない日本は、アメリカでそのノウハウを学んでいたのだ。


今後、秋津や新波がストーリーの中心人物となる。

パイロット出身で一人で戦うことに慣れている秋津と、協調性を重んじる新並。
2人とも性格や考え方は大きく違うが、2人の共通点は「日本を守りたいという気持ち」だ(秋津の言葉)。

ちなみに群司令は元あたご艦長の涌井。
用語解説:群司令 空母いぶきは単独ではなく、護衛艦などとチームを組んで任務を遂行する。その群のまとめ役が群司令。


尖閣上陸事件から約1年後、ついに空母いぶきが就役。

演習航海へ出る前日、いぶき艦内でマスコミや関係者などが招待されての壮行会が開かれ、そこで垂水首相と秋津艦長が初めて対面する。
秋津は最年少で一佐になったのだが、垂水も「確かに若い」と感じるくらいだから、30代中盤くらい?

作中でもおそらく年上であろう新波や涌井に対して物おじせずビシバシ言うあたり、若さとハートの強さのギャップが見て取れる。


秋津は垂水に向かって「人は新しい玩具(空母いぶきやその装備)を手にすると、使いたくなるのが性」と発言する。
それを聞いた新波は「血税3千億を投じたこの船で遊びたいのか!?」と秋津への不信感を抱く。新波はちょっと頭が固いとこがあるな。
この先、秋津に対する新波の印象が徐々に変化していくのも、ちょっとした見どころ。


空母いぶきの航空管制は航空自衛隊、船の操縦は海上自衛隊が担当する。
自衛隊では初の空海共同での運用となるため、初めは様々なトラブルが発生する。


F35JB(いぶきに搭載される垂直離着陸可能なステルス戦闘機)が着艦をしようとした直前、連絡なく船が舵を切ったためあわや落下かというアクシデントが発生。

これを巡っては
空自「連絡なしに舵を切るとはどういうことだ!」
海自「コースのズレを修正するのは当たり前だ!」

と双方の意見がぶつかり合う険悪なムードになるが、ここで秋津が仲裁に入る。

秋津は「お互いのミスだ。これを明日からの糧にしよう。仲直りの握手をしてもらいたい!」と空海それぞれの部下に頭を下げる。
これを見た新並は「艦長が部下に頭を下げるのはどうかと」と疑問を抱くが、涌井群司令は「唯我独尊かと思ったが、やるなぁ」と評価する。

ポイント! 上下関係が厳しい自衛隊では、上司が部下に頭を上げるなどまずありえないんでしょう。多分・・・。


第2話ではいぶきの就役と、その裏での自衛隊員らの苦労などが主に描かれた。
混成部隊を統率する難しさ。艦長、副長の相性。空母を持つことによる他国(ほぼ中国)の反応。

この先、空母いぶきをはじめとする護衛隊群の装備や役割が重要になってくるので、この第2話~第3話では重点的に解説をしてくれる。
私のようなド素人でも分かるように説明があるので、自衛隊がどんな武器を使うのか知っていれば、より楽しめる。

話の中盤~終盤ではかなりのドンパチ(ミサイルや武器をガンガン放つこと)になるので、今のうちに装備について詳しくなっておこう!


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